しかし、ここに大きな問題がありました。
間伐材は間引かれる木なため、太さも曲がり具合もバラバラです。
効率的に管理しキノコを育て生産するためには、
非情に都合が悪い形状の原木が多いのです。
何とか自然に近いカタチで、地元の風土に合った、
しかも効率的にキノコを生産する方法はないものかだろうか?

自然に近いカタチで...
ここに大きなヒントがありました!
樹木は自然に育っている環境では立っています。
この立っている姿に近づけて、しかも高効率に管理する。
いろいろ試行錯誤を繰り返し編み出した解決策が「吊して育てる」方法です。
しかも水はけも良く、ほだ木に適度な刺激があり、
キノコを育てる最も良い方法だということに気がつきました。

また、吊すことにより、太さのばらつきや多少の曲がり具合を許容し、

1本20kg以上もある原木でも作業ができます。

そのため山林で樹木を切り出すときは

パルプ生産用の重機を使って太さに気を使わず伐採ができ、

人材不足の林業現場に対しても負担が少なくできます。

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