@原木搬入と仕分け



 

パルプ用に伐採される長さで(2.2m)原木を木材業者から購入し、半分の長さに切りそろえ、太さを分けて管理します。
原木は主に苫小牧や厚真町の山林から切り出されました。
(H22年度/千歳林業さんから購入しました)

A植菌作業





オガコで作られた種菌を植菌用ドリルで穴をあけて差し込みます。
このとき、吊るすための約3pの穴もあけます。種菌は1本の原木あたり60〜70個程度移植されます。
原木は太さ、長さ、重さ、種菌数、植菌日、温度、湿度を記録し、1本ずつ記録します。
(H22年度/富士種菌さんから購入しました)

B仮伏せ




植菌時期は3月〜6月で、気温が低いため菌の発育が遅く、出来るだけ温かく一定な温度で初期の活着率を高くするようにします。気温が低いため散水は乾燥を防ぐ目的で少しだけ使用しました。ただし、ハウス内の場合では室内気温が15度を下回らないようであれば、仮伏せという工程は省略できるようです。

C本伏せ




気温が15度を下回らなくなり、菌の初期感染が進んでいれば本伏せにします。菌が活発に活動し原木内の養分を分解し発熱するため、水分補給や酸素(風通し)などが必要になります。

D水づけ




感染が十分に進んだ木を「ホダギ」と呼びます。木の栄養を分解した菌は外部的刺激で命の危機を感じ、キノコを作り胞子を出して生き延びようとします。外部的な刺激とは振動や温度の急激な変化などですが、シイタケ栽培では水につけて低温刺激や酸素不足を起こして、シイタケの発生をさせています。

E発生と採取




水づけ後2〜3日で発芽し、7〜9日で「しいたけ」ができます。キノコの傘が開いて胞子が飛び出す前の状態が最も香りが良い状態です。
この状態時に採取し出荷となります。
わたしたちの基準ですが、少し傘が開いた六分咲きから、完全に開く前の九分咲きを出荷します。料理にあわせて各サイズをお試しください。

Fホダギの休養




採取が終わったホダギは、30〜50日間休養します。次のキノコを発生させるために栄養を蓄えるためです。

G再発生と再休養




休養を終えたホダギは再び水づけされキノコを発生させます。この循環を1年間で7回程度行います。それでホダギは役目を終え再利用されます。

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